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港区との連携協力に関する基本協定書を締結(医科学研究所)

2013年7月30日(火)、医科学研究所と港区は、互いに有する資源を活用し、積極的に連携協力することにより、地域社会及び学術研究の発展に寄与するため、連携協力に関する基本協定書を締結しました。
医科学研究所では、今までも、「市民公開医療懇談会」を毎月開催し最新の医療情報を提供するなど、港区民との連携を深めてきましたが、本協定を締結し、さらに港区との連携を強化することで、地域における医科学研究機関、病院としての存在を大切にし、世界に羽ばたき続ける研究所として発展していきたいと考えています。

港区との東京大学医科学研究所との連携協力に関する基本協定書(PDF)


(左から)今井病院長、清野所長、武井港区長、田中副区長

連携事業(予定)
1. 「みなと緩和ケアダイヤル」の実施
  みなと保健所にがん患者とその家族のための専用電話を開設し、地域の保健・医療・福祉サービスへの橋渡しを行います。東京大学医科学研究所附属病院との連携により、遺伝性がんなどの特殊な相談にも適切な相談先を紹介していきます。

2. 区立中学校における医科学等の健康教育
  臨床・研究の最前線で活躍する東京大学医科学研究所の専門家が、区立中学校に出向き、がん、緩和ケア、健康、栄養、生命倫理などの医科学に関する様々なテーマで授業を行います。

3. 最新の医科学情報をみなと保健所に展示
  東京大学医科学研究所を中心として進んでいる医科学の研究内容を分かりやすく解説し、最新の医科学情報に区民が接することができる展示コーナー(当面は期間限定)を開設します。

4. 区民向け健康講座の共同開催
  がん、緩和ケアをはじめとする幅広いテーマに関する区民向け講座を、港区と東京大学医科学研究所の共同で開催します。

5. (仮称)みなと在宅緩和ケア支援センター開設に合わせた事業の検討
  平成29年度開設予定の(仮称)みなと在宅緩和ケア支援センター(港区白金台四丁目6番)を、東京大学医科学研究所と連携した医療、福祉、教育、研究、人材育成の拠点と位置づけ、上記事業の拡充を含む連携の強化を検討していきます。

(港区ホームページ)
http://www.city.minato.tokyo.jp/houdou/kuse/koho/dekigoto/koremade/201307/ikaken_kyoutei.html