Treatment of Chronic Pain Using HSV Gene Vectors
学友会セミナー
学友会セミナー
2005年開催 学友会セミナー
開催日時: | 平成17年10月14日(金) 17:00~18:00 |
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開催場所: | 病院棟8階会議室 |
講 師: | Joseph C. Glorioso, Ph.D. |
所 属: | Department of Molecular Genetics and Biochemistry, University of Pittsburgh School of Medicine |
演 題: | Treatment of Chronic Pain Using HSV Gene Vectors |
概 要: | Herpes simplex virusの遺伝子治療への応用は、(1)宿主域が広くほとんどの培養細胞に感染する、 (2)分裂、非分裂細胞の両方に感染が可能である、(3)外来性遺伝子の許容量が大きい、 (4)自己のThymidine kinaseを有しているため、抗ウィルス剤が有効である、(5)神経細胞内ではエピゾームとして安定に存在し、プロモーターによっては長期間にわたり遺伝子発現を持続できる、などの特長が挙げられます。 Glorioso教授はherpes simplex virusを用いた遺伝子治療の分子生物学的なメカニズムの解析、ウィルスの接着と導入に新しいレセプターを応用した分子標的の応用、また、様々な神経系の疾患(脳腫瘍、神経変性疾患、自己免疫性脳疾患、様々な種類の疼痛)に応じたベクターの開発、臨床応用など、世界をリードする研究を精力的に行っておられます。 本公演では、Herpes simplex virusベクターを用いた慢性疼痛の治療に関する最新の知見および研究成果を紹介していただける予定です。 皆様のご参集をお待ちしております。 |
世 話 人: | ○臓器細胞工学分野 田原 秀晃 分子療法分野 東條 有伸 |