慢性関節リウマチにおけるマクロファージ活性化マーカーとマクロファージ活性抑制の試み
学友会セミナー
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2001年開催 学友会セミナー
開催日時: | 2001年2月1日(木)15:00 ~ 16:00 |
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開催場所: | 東京大学医科学研究所 白金ホール |
講 師: | 松山 隆美 教授 |
所 属: | 鹿児島大学医学部医動物学医教室 |
演 題: | 慢性関節リウマチにおけるマクロファージ活性化マーカーとマクロファージ活性抑制の試み |
概 要: | 慢性関節リウマチ(RA)滑膜組織では浸潤マクロファージは時に総細胞数の50%近くを占め、マクロファージ由来のサイトカイン、プロテアーゼ、ケミカルメディエーター等も多量に存在する。我々はRA滑膜組織におけるマクロファージ活性化の指標として血清可溶性CD14、可溶性CD163の測定が有用であることを見出した。さらに、機能的葉酸レセプターの発現がRA滑膜マクロファージの特徴であることを示し、この葉酸レセプターベータを介したDrug Delivery Systemによるマクロファージ活性抑制の試みについて言及する。 |
世 話 人: | 高橋 恒夫 森本 幾夫 |