Malaria prophylaxis in the new millennium: questions, problems and solutions
学友会セミナー
学友会セミナー
2002年開催 学友会セミナー
開催日時: | 2002年3月26日(火)16:30 ~ 18:00 |
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開催場所: | 東京大学医科学研究所 1号館2階会議室 |
講 師: | Hans Dieter Nothdurft |
所 属: | Associate Professor, Department of Infectious Diseases and Tropical Medicine, University of Munich, Germany |
演 題: | Malaria prophylaxis in the new millennium: questions, problems and solutions |
概 要: | 近年、日本人の海外旅行が増え、またその旅行形態も多様化し、衛生状態の良くない開発途上国への渡航が増加しております。これに伴い、現在の日本国内では感染する機会のまれな感染症の輸入症例も増えてきました。マラリアはこれらの中で最も頻度の高いものの一つで、原虫種によっては生命を脅かしうるものです。本邦でも昨年秋にクロロキン耐性熱帯熱マラリアに効果的なメフロキンが発売となり、予防を目的とした処方も可能となりましたが、その適応に関して統一された見解がないのが現状です。Nothdurft先生は世界でもトップクラスのTravel Clinicを運営し、Travel Medicineの研究面においても絶えず、先駆的な成果を出しています。今回のセミナーではマラリア予防に関する最新の話題をお話していただく予定です。 |
世 話 人: | 岩本 愛吉 笹川 千尋 |