Ca2+による心筋細胞分化・ペースメーカー機能の発現
学友会セミナー
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2005年開催 学友会セミナー
開催日時: | 平成17年5月14日(土) 14:00~15:30 |
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開催場所: | 白金ホール 会議室 |
講 師: | Dr. Michel Puceat |
所 属: | Stem cell research and cardiac differentiation laboratory, French National Institute of Health and Medical Research |
演 題: | Ca2+による心筋細胞分化・ペースメーカー機能の発現 |
概 要: | 生命のリズムを刻む心筋細胞の発生分化から機能発現、その維持に関して、Ca2+を介した情報伝達系が鍵となることが明らかとなってきております。 Puceat 博士は、この心筋細胞の発生やペースメーカー機能の発現にCa2+や、IP3を介したCa2+オシレーションが重要な役割を果たしている事をES細胞を用いて発見されました。 現在も心筋細胞でのCa2+シグナリングに着目し、発生・分化~機能・病態を始めとした、世界をリードする研究を精力的に推進しておられます。本講演では、心筋細胞の発生からその機能獲得までのCa2+による制御機構を紹介していただきます。是非ご参集ください。 参考文献Cell Biol. 158 (1), 103-113 (2002) Mol. Biol. Cell. Mar 9 [Epub ahead of print], (2005) |
世 話 人: | ○脳神経発生・分化分野 御子柴 克彦 腫瘍分子医学分野 竹縄 忠臣 |