東京大学医科学研究所

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学友会セミナー

学友会セミナー:2017年7月6日

開催日時: 2017年7月6日 16:00 ~ 17:00
開催場所: 総合研究棟4階会議室
講師: 足立 拓也
所属: 東京都保健医療公社豊島病院 感染症内科医長
演題: 2014~2016年のシエラレオネにおけるエボラ出血熱:臨床医の視点から
概要:

西アフリカ3か国を中心に発生したエボラ出血熱は、過去最大の流行となり、世界に大きな衝撃をもたらした。2014年と2015年の2回にわたり、演者は世界保健機関と短期コンサルタント契約を結び、シエラレオネの最前線で疾患対策にあたった。本セミナーでは5つの疑問を取り上げて、今回の流行の本質について考察を試みる。
1. なぜ流行がこれほどまで拡大したのか
2. なぜ従来の手法では制圧できなかったのか
3. どのような臨床経過をたどるのか
4. なぜ医療従事者の感染が相次いだのか
5. なぜ大規模な流行が終息したのか
人類史に大きな影響を及ぼした感染症として、古代の天然痘、中世のペスト、近代のコレラ、現代のHIV/AIDSが挙げられるが、今回のエボラ出血熱の流行も人間性にとって重大な意味を持つ。ウイルスからの挑戦に私たちはどう対応すればよいのか、皆さんとともに議論を深めたい。

世話人: 〇河岡 義裕(ウイルス感染分野)
  川口 寧(ウイルス病態制御分野)