東京大学医科学研究所

  1. ホーム
  2. イベント情報■学友会セミナー

学友会セミナー

学友会セミナー:2013年3月13日

開催日時: 2013年3月13日 14:30-17:45
開催場所: 医科学研究所 1号館 講堂 (東京都港区白金台4−6−1)
講師: 1. 加藤 益弘 Masuhiro Kato (Ph. D.)
アストラゼネカ株式会社、取締役会長
2.浅野 茂隆 Shigetaka Asano (M.D., Ph. D.)
東京大学名誉教授、元医科学研究所附属病院長、早稲田大学理工学術院先進理工学部教授、同大学先端科学・健康医療融合研究機構機構長
3.宮田 満 Mitsuru Miyata
日経BP社 医療局 特命編集委員
4.山川 彰夫 Akio Yamakawa (M.D., Ph.D.)
東京大学 医科学研究所 学術アドバイザー長、 特任教授
5. 岩崎 甫 Masaru Iwasaki, (M.D., Ph.D.)
山梨大学大学院 医学工学総合研究部 臨床研究開発学 特任教授
6.里見 朋香 Tomoka Satomi
文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課 課長
7.下田 裕和 Hirokazu Shimoda
経済産業省 製造産業局 生物化学産業課 課長補佐
8.山田 雅信 Masanobu Yamada
厚生労働省 医政局 研究開発振興課 治験推進室長 
9.三浦 有紀子 Yukiko Miura, Ph.D.
男女共同参画推進ディレクター 東京大学男女共同参画室
所属: 上記記載
演題: 第13回「白金キャリアプラットフォーム」-「ミニシンポジウム :日本発-日本経由-日本着の医薬品イノベーションのために〜グローバル化時代の産学官連携」 (医科研GCOEキャリアパス支援(企業・団体紹介シリーズ))
" GCOE Career Path Seminar "The 13th Shirokane Career Platform:- A Minisymposium for accomplishment of biomedical and pharmaceutical innovation from Japanese research, through TR in Japan and, towards Japanese patients. " (held in Japanese)
概要:

【演題および講師】
1.「ご挨拶、企画シリーズと今回の狙い」(世話人幹事 山川)
第1部 「次世代へ手渡すTorchとして~可視化された経験知とメッセージ」
2.講演 「16年のグローバル製薬企業キャリアからのメッセージ:グローバル製薬企業の生きる道としてのオープンイノベーション」
アストラゼネカ株式会社 取締役会長 加藤益弘 
3. 講演「日本発のバイオ医薬品はなぜ生まれにくいのか」 
早稲田大学理工学術院先進理工学部教授、同大学先端科学・健康医療融合研究機構機構長、東京大学名誉教授、元東大医科研病院院長 浅野茂隆
4.「コメント」と対話、フロアを含めた討議
コメンテーター(山梨大学大学院医学工学総合研究部 臨床研究開発学 特任教授、岩崎 甫)
(中入り休憩 予定)
第2部 「現在、そしてこれから~将来への提言」
5.講演「第一次バイオ創薬敗戦を乗り越えて」
日経BP社 医療局特命編集委員 宮田満 
6.パネルの問題意識と課題提起(世話人より)
7.パネル・ディスカッション 
パネリスト:上記講師・コメンテーターの他、
官庁から:文科省産業連携・地域支援課 里見朋香課長、経産省生物化学産業課 下田裕和課長補佐、厚生労働省研究開発振興課 山田雅信治験推進室長
ファシリテーター,司会: 三浦有紀子 男女共同参画推進ディレクター 東京大学男女共同参画室、 世話人幹事
8.クロージング・リマーク、ご挨拶 東京大学医科学研究所 前所長・前GCOE拠点長、癌細胞増殖部門腫瘍細部社会学分野教授 清木元治

【概 要】
 東京大学医科学研究所&先端科学技術研究センターのグローバルCOEプログラム(GCOE)では、その2つのミッションである、グローバルな医療課題に対して取り組むことのできる世界的な広い視野を持った多様な「人財育成」と、医科学・医療領域での世界を先導するレベルの「科学・技術・イノベーションの推進」との一環として、「白金キャリアプラットフォーム」セミナーシリーズを開催しています。
 今回の第13回は、グローバルCOEプログラムが最終年度の年度末であり、このシリーズの区切りの回になります。今回は、外資系製薬会社の雄であるアストラゼネカ株式会社様のご理解と御協力を頂き、普段の回の「企業の研究開発方針の紹介とアカデミア側からのキャリアデベロップメントの為のレクチャーからなる産学の対話形式」でなく、一定のテーマに沿って産官学のステークスホルダーを集めたroundtable「ミニシンポジウム形式」で開催する事に致しました。「日本発-日本経由-日本着の医薬品イノベーションのために」と題しましたが、講師・関係者一同「日本着」というローカルの問題はもとより、「日本と世界着」(towards patients all around the world)というグローバルな医療・医科学課題を意識していることは言うまでもありません。
 アストラゼネカからは取締役会長の加藤益弘様、東大医科研OB・東大名誉教授であり、G-CSF産生腫瘍発見から第1世代バイオ医薬品である遺伝子組換え型ヒトG-CSF(Lenograstim)に至るまでの研究・開発の立役者として活躍を続けておられる早稲田大学教授浅野茂隆先生、またメディアの立場からライフ・イノベーションに関して、報道や提言を含めたご意見を発信されている日経BP社宮田満様をお迎えして、パネル・ディスカッションを含めて、産官学の多様な立場からの、講師同士やフロアとの質疑応答・討議を行う形にする事に致しました。今までの回以上に、質疑応答やパネルディスカッションでの討議が盛り上がることも予想されますので、予定よりも時間が延びる可能性があることをお断りさせて頂きます。
 
 今回の企業紹介としては、アストラゼネカ株式会社の加藤取締役会長様より、ご自身の外資系製薬企業16年のご体験を踏まえて、AstraZenecaグループと日本法人の研究・開発や経営方針の方向性に加え、日本の企業や現役世代や若手・学生の今後のグローバル化社会への対応などのお話しについても熱いメッセージも含めてご講演をお願いしております。

 AstraZenecaPLC社は、2011年の世界売り上げ高33,000 Million $、営業利益12,800 Million $と、常に世界5位、6位程度の規模で世界に展開するグローバル製薬企業です。本社は英国、London市に置かれていますが、1999年にイギリスの ICI医薬部門を期限とするゼネカとスウェーデンを本拠としていた北欧最大の製薬会社アストラがM and Aをして誕生した、創薬から研究・開発・製造販売を手がける企業です。HPによると「優れた医療用医薬品を介して人々の健康を増進すること」をそのミッションとし、「私たちは、革新的新薬の創出という研究開発におけるイノベーションのみならず、その他のあらゆる分野で行う全ての活動におけるイノベーションを通じてこのミッションを全うしていきたいと考えています。能力と士気の高い社員、新しい働き方、さらに、医療従事者の方々が必要とされる当社製品に関 する質の高い情報提供におけるテクノロジーの駆使等を通じて、日本の患者さんの健康に最も価値ある貢献を果たすことが出来ると確信しています。」ということで、CSRへの取り組みは業界でもNo.1といわれるほどです。「世界中の人の笑顔が見たいから、医療 の「A」から「Z」まで、」というのが名称の大文字の意味とのことです。分子標的薬と抗ホルモン薬をはじめとする抗腫瘍剤と循環器薬、高脂血症治療薬で世 界をリードする医薬品を持ちながら、PPI、ぜんそく薬なども主要製品として保有しています。企業紹介は加藤会長からのプレゼンテーションをお聞き頂きたいのですが、下記の企業URLもご参照ください。
 
 今回まで続けて参りましたこの白金キャンパスの「新しいプラットフォーム」は、"Filling the Gaps among different Communities"のキーワードのもとで、学生・若手にとってのキャリアパス支援とシニアの研究者・医療従事者と企業・団体の間の相互の産官学のインターラクションの「場」を提供し、ライフイノベーションの推進の為のステップボードとなる事も意図しておりました。企画側から、GCOEプログラムの支援 で3年近く前からスタートしてから今までのreflectionを踏まえ、最初と最後にご支援への感謝とご挨拶をさせて頂く予定にしております。

 白金キャンパスの学生・若手をはじめとする研究者・医師・医療スタッフの他にも、東大学内他部局や学外のアカデミア・産業界・行政・メディアの方のご参加を歓迎致します。事前の質問や要望があれば世話人幹事宛にお願い致します。

アストラゼネカ社 URL: http://www.astrazeneca.co.jp/
(使用言語):日本語 
(文責:世話人幹事 山川彰夫, GCOE推進委員)

世話人: ○山川彰夫 学術アドバイザー長、特任教授
長村文孝 先端医療開発推進分野 教授