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形態形成遺伝子から見た眼の発生と進化

学友会セミナー

学友会セミナー:2007年10月16日

開催日時: 2007年10月16日 16:00-17:00
開催場所: 合同ラボ棟2階会議室
講師: 東 範行 先生
所属: 国立成育医療センター・眼科医長
演題: 形態形成遺伝子から見た眼の発生と進化
概要:

東先生は眼科医として臨床の最前線でご活躍される一方で、眼の発生分化にかかわる遺伝子の基礎的な検討を長年精力的に続けてこられています。特にPax6を中心に転写因子カスケードの様々な眼の形態異常の検討し、網膜・視神経形成異常における多くの疾患原因遺伝子を初めて明らかにされました。またPax6の選択的スプライシングと視細胞の形成のかかわりについて動物の眼の進化の視点からも検討を加えてこられました。今回はこれまでのご研究の成果をお話しいただき、網膜再生医療をも見据えた基礎研究の議論を行いたいと考えております。

Hum Mol Genet. 15, 735 (2005); Hum Mol Genet. 14, 1059 (2005); Am J Hum Genet. 72, 1565 (2003); Br J Ophthalmol. 83, 991 (1999) Am J Hum Genet. 65, 656 (1999); Br J Ophthalmol. 83, 723 (1999) Invest Ophthalmol Vis Sci. 39, 2524 (1998); Invest Ophthalmol Vis Sci. 39, 828 (1998); Genes Cells 2, 255 (1997); Nat Genet. 13, 141 (1996).

世話人: ○渡辺 すみ子、真鍋 俊也