「フォークヘッド転写因子Foxcの血管系の発生における転写制御機構」
学友会セミナー
学友会セミナー:2007年7月26日
開催日時: | 2007年7月26日 16:00 ~ 17:00 |
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開催場所: | アムジェンホール大会議室 |
講師: | 久米 努 |
所属: | Department of Medicine Vanderbilt University Medical Center |
演題: | 「フォークヘッド転写因子Foxcの血管系の発生における転写制御機構」 |
概要: | 我々の研究室では、ノックアウトマウス等のマウス発生工学的手法や細胞生物学的手法を用いて、発生段階の心臓血管系に関連するフォークヘッド転写因子Foxc1及びFoxc2の機能解析を行っている。近年我々はFoxc1/c2が発生の血管形成段階における動脈化の決定に直接関与することを見出した。また、Foxc1/c2によって転写制御される下流遺伝子としてnotch関連遺伝子を同定し、さらにFoxc1/c2の転写活性はVEGFシグナルによって制御される可能性を示した。本セミナーでは、我々の最近の未発表データも含めてFoxc1/c2の転写制御機構を紹介する。
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世話人: | ○吉田進昭、後藤典子 |