脊椎動物モデル生物を用いたストレスシグナルおよび肝形成機構の解明
学友会セミナー
学友会セミナー:2007年07月03日
開催日時: | 2007年07月03日 17:00~18:00 |
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開催場所: | 合同ラボ棟2階会議室 |
講師: | 仁科 博史 先生 |
所属: | 東京医科歯科大学難治疾患研究所 発生再生生物学分野 教授 |
演題: | 脊椎動物モデル生物を用いたストレスシグナルおよび肝形成機構の解明
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概要: | 仁科教授は「ストレス応答性MAPキナーゼであるSAPK / JNKシグナル伝達系が、細胞の生死の制御に加えて、発生期の肝臓形成にも必須の役割を果たしていること」をノックアウトマウスの作出によって示してこられました。また、肝臓の形成や機能に関わる遺伝子を網羅的に単離する目的で、新たなヒト疾患モデルとして期待されている小型魚類のメダカを用いて、ゲノム規模のスクリーニングも行われ興味深いミュータントを多数単離されておられます。本セミナーでは、「SAPK/JNKシグナル伝達系の生理的役割」から、単離された「肝形成および肝機能不全メダカ変異体」のご紹介までお話し頂けるとのことです。シグナル伝達、発生などにご興味のある皆さまのご来聴をお待ちしております。
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世話人: | ○渡辺 すみ子、伊庭 英夫 |