A dominant Role for CTL in AIDS Virus Sequence Variation
学友会セミナー
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2004年開催 学友会セミナー
開催日時: | 平成16年7月21日(水) 16:00 ~ 17:30 |
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開催場所: | 一号館二階会議室 |
講 師: | Professor David I. Watkins |
所 属: | Department of Pathology and Laboratory Medicine, University of Wisconsin-Madison, U.S.A. |
演 題: | A dominant Role for CTL in AIDS Virus Sequence Variation |
概 要: | David Watkins 教授は、アカゲザルとSIVの感染系をモデルにHIVワクチンの研究を精力的に進められております。 SIV感染では個体内で宿主のCTL応答から逃れた変異ウイルスが早期に出現すること(Nature Medicine(2002) 8:493-9)、またその変異ウイルスはCTLによる選択圧のない個体では消失すること(Nature Medicine(2004) 10:275-81)などを明らかにされています。これらの知見は特定のエピトープに焦点を絞り得られたものですが、今回はCTLが個体内における新たな変異ウイルスの出現・選択的増殖に及ぼす影響に関して、ウイルスゲノム全体の遺伝子解析をもとにウイルス遺伝学的・免疫学的アプローチにより得られた知見をお話しいただきます。また、新たなCTL活性の測定法についてもご紹介いただきます。 |
世 話 人: | 感染症分野 岩本 愛吉 炎症免疫分野 清野 宏 |