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学友会セミナー
最新の学友会セミナー
| 開催日時: | 2013年5月23日 17:00-18:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所附属病院 8階 トミーホール |
| 講師: | 久保 充明 |
| 所属: | 理化学研究所統合生命医科学研究センター 副センター長 |
| 演題: | オーダーメイド医療実現化プロジェクト
~バイオバンク・ジャパン(BBJ)10年間の歩みと今後の方向性~ |
| 概要: | 21世紀に入り、ヒトゲノム計画、国際ハップマッププロジェクト等のヒトゲノム研究基盤の構築とヒトゲノム解析技術の進歩により、多くの疾患や薬剤反応性に関わる遺伝要因が急速に明らかになりつつある。
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| 世話人: | ○清野 宏 (炎症免疫学分野・教授)
武藤 香織(公共政策研究分野・教授) |
| 開催日時: | 2013年5月10日 10:00-11:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所附属病院A棟 8階 南(小)会議室 |
| 講師: | 大野 伸広 |
| 所属: | 東京大学医科学研究所附属病院 血液腫瘍内科・助教 |
| 演題: | 『ATLの診療と研究』 |
| 概要: | 成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)は難治性の造血器悪性主要である。医科研病院血液腫瘍内科ではATLの診療と研究をひとつの柱として臨床を展開している。近年、ATLに同種造血幹細胞移植(allo-SCT)が有効であることが示唆され、我々のグループでも積極的にSCTを治療に取り入れ、これまでのところ、従来の化学療法中心の治療に比べ好成績を挙げている。一方、ATLの診療に欠かせないATL細胞の同定は、これまで細胞形態に依存し主観的な側面が強かった。これを改善すべく、我々はマルチカラーフローサイトメトリーにより(HAS-Flow法)客観的にATL腫瘍細胞を同定し、診療に応用するともに、高純度でクローン化したATL細胞を選別でき得ることで、キャリアーの高危険度群の選別や、ATL細胞の特性の評価に発展してきている。これまでの診療実績やそこから派生する研究の展開などについて概説したい。 |
| 世話人: | ○東條 有伸(分子療法分野・教授)
内丸 薫(血液腫瘍内科・准教授) |
| 開催日時: | 2013年5月16日 10:00-11:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 合同ラボ棟 3階 セミナー室 |
| 講師: | 須賀 晶子 |
| 所属: | 理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト 研究員 |
| 演題: | 網膜障害条件下でミュラーグリア細胞の細胞周期再開を制御する因子の探索 |
| 概要: | 正常な哺乳類の網膜では神経細胞は新生されていないと考えられているが、近年の研究で、傷害を受けて視細胞などの神経細胞が死ぬと網膜内のミュラーグリア細胞の一部が細胞周期を再開して網膜前駆細胞と共通のマーカーを発現し、分裂後に神経細胞に分化できることが報告されてきた。傷害された網膜にWntなどの増殖促進因子を加えるとミュラーグリア細胞の増殖を促進できるが、これまでに報告されているミュラーグリア細胞の増殖促進因子はいずれも正常な網膜ではミュラーグリア細胞の増殖を開始できないため、傷害に伴う何らかの変化がミュラーグリア細胞の細胞周期再開に必要と考えられる。
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| 世話人: | ○渡辺 すみ子(再生基礎医科学寄付研究部門・特任教授)
三宅 健介(感染遺伝学分野・教授) |
| 開催日時: | 2013年5月1日 16:00-17:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 1号館 2階 セミナー室 |
| 講師: | 菊地 正 博士 |
| 所属: | 先端医療研究センター 感染症分野 |
| 演題: | 獲得免疫機能およびウイルス側の抗自然免疫戦略から見たHIV-1感染者の病態 |
| 概要: | 抗ウイルス療法の進歩により、血中ウイルス量を臨床的な検出感度以下まで制御することが可能となり、HIV感染症/AIDSによる死亡者は激減した。しかし、これまでに有用なワクチンは開発されておらず、宿主―病原体相互作用の理解に基づき、新たな機序の薬剤の開発や、Functional Cure(免疫学的介入などにより抗ウイルス薬なしにウイルスを制御する)に向けた研究の重要性は増している。
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| 世話人: | ○東條 有伸(分子療法分野・教授)
岩本 愛吉(感染症分野・教授) |
| 開催日時: | 2013年4月15日 11:00-12:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 病院A棟 8階 南(小)会議室 |
| 講師: | 醍醐 弥太郎 |
| 所属: | 滋賀医科大学医学部 臨床腫瘍学講座・教授 |
| 演題: | がんの分子病態に基づいた創薬開発研究 |
| 概要: | 近年、新規の抗がん剤、分子標的治療薬が開発されて一部のがんに対して一定の臨床的効果を認めているが、一方で肺がん等をはじめとする難治性がんによる死亡数は年々増加しており、既存の診断・治療法のみでは十分とは言えないのが現状である。そこでがんの標準治療に加えて適切な緩和医療の導入、医療連携によるQOLの向上、創薬研究の推進による新薬等の選択肢の提供を包括した希望の切れ目のない総合的がん医療が必要となっている。
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| 世話人: | ○今井 浩三(附属病院病院長、特任教授)
東條 有伸(分子療法分野・教授) |
| 開催日時: | 2013年4月16日 14:00-15:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 合同ラボ棟 3階 セミナー室 |
| 講師: | 阪上 起世 |
| 所属: | University of California, Los Angeles, Jules Stein Eye Institute Assistant Researcher |
| 演題: | Activation of Hedgehog signaling pathway in the developing neural retina stimulates proliferation and disrupts optic fissure closure. |
| 概要: | ※このセミナーは都合により中止となりました。This seminar has been cancelled.
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| 世話人: | ○渡邉 すみ子(再生基礎医科学寄付研究部門 特任教授)
大津 真(ステムセルバンク 特任准教授) |
| 開催日時: | 2013年6月14日 16:00-17:00 |
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| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 1号館 2階 会議室 |
| 講師: | 合山 進 先生 |
| 所属: | シンシナティ子供病院・リサーチフェロー |
| 演題: | ヒト白血病モデルが明らかにする新たな治療戦略
-Suppressing a tumor suppressor RUNX1- |
| 概要: | 近年の遺伝子操作技術と免疫不全マウスの発展は、ヒト細胞を用いた腫瘍モデルの作製を可能にしました。我々の研究室ではヒト臍帯血に 白血病遺伝子を導入して様々なヒト白血病モデルを作製し、病態解明に用いています。
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| 世話人: | ○北村 俊雄(細胞療法分野・教授)
服部 浩一(幹細胞制御領域・特任准教授) |
| 開催日時: | 2013年4月17日 15:30-16:30 |
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| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 2号館 2階 小講義室 |
| 講師: | Dr. Hiromi Kubagawa |
| 所属: | アラバマ大学・教授 |
| 演題: | What we have learned so far about the IgM Fc receptor (FcμR)? |
| 概要: | Immunoglobulin M (IgM) is the first Ig isotype to appear during phylogeny, ontogeny and immune responses and plays as a first line of host defense to pathogens. Two forms of IgM exist: monomers bound to the membrane of B lymphocytes and mostly pentamers secreted by plasma cells. The importance of both pre-immune “natural” IgM and antigen-induced “immune” IgM antibodies in immune responses to pathogens and self-antigens has been firmly established through studies of a mouse strain lacking the secretory exon of IgM. Naïve B cells in these mutant mice express surface IgM and, following antigenic challenge, can undergo switching to other Ig isotypes and secrete IgG, IgA and IgE antibodies. However, these mice cannot control viral, bacterial and fungal infections due to lack of serum IgM and the unexpectedly inefficient induction of protective IgG antibody responses. Intriguingly, the auto¬immune pathology associated with IgG auto¬antibodies is exacer¬bated in these mutant mice, possibly due to the absence of protective natural IgM antibodies, resulting in impaired clearance of autoantigen-expressing apoptotic cells by phagocytic cells. Notably, many immunological abnormalities in these mutant mice are amelio¬rated by passive administration of polyclonal IgM preparations. Secreted IgM is thus protective in both infections and autoimmune processes. Effector proteins interacting with the Fc portion of IgM, such as complement, comple¬ment receptors and agglutinins or lectins, have thus been proposed, but fail to fully account for the IgM-mediated regulation of immune responses to pathogens and self-antigens. In particular, the role of an Fc receptor for IgM (FcμR) in effector function was completely unexplored until our recent identification of FcμR in both humans and mice. During my seminar, I will cover the cellular and biochemical nature of FcμR, the over-expression of FcμR in patients with chronic lymphocytic leukemia and the phenotype of Fcmr deficient mice. |
| 世話人: | Dr. Hiromi Kubagawa |
| 開催日時: | 2013年4月5日 17:00-18:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 1号館 2階 セミナー室 |
| 講師: | 大津 真 博士 |
| 所属: | 幹細胞治療研究センター ステムセルバンク |
| 演題: | 幹細胞治療研究の移植医療への応用と実践 |
| 概要: | 造血細胞移植は血液悪性疾患や先天性免疫不全症等の難病における根治療法として行われているが、安全性がより強化され、かつ有効性に優れた理想的治療法の確立が待望されている。この実現を目指して、私はアデノシンデアミナーゼ欠損症における遺伝子治療の臨床研究以来、一貫して造血幹細胞、最近ではiPS細胞を用いた基礎研究を展開してきた。安全性強化面では主に前処置毒性の軽減を実現すべく、放射線照射や化学療法剤に依らない移植法開発研究を行い、同種T細胞のアロ反応が、骨髄ニッチに十分な空隙を作製する能力を有することを示し、cellular conditioningの概念を提唱するに至った。有効性強化を目指す研究においては、造血幹細胞活性のex vivoおよびin vivoでの温存/増強に主たる重点を置き、特にSDF-1/CXCR4シグナルの役割、炎症性サイトカインの影響を中心にいくつかの新たな知見を得ることに成功しており、既に臨床応用への道筋を描いている。本セミナーにおいては、特に臨床応用の実現可能性の高い研究内容を中心に紹介し、実際の治療実現についての近未来を展望する。また一昨年来、制度および運営体制の整備を進めてきたステムセルバンクについての今後の事業展開に関しても、その展望につき短く触れることとしたい。 |
| 世話人: | ○東條 有伸(分子療法分野・教授)
中内 啓光(幹細胞治療分野・教授) |
| 開催日時: | 2013年4月12日 16:30-18:00 |
|---|---|
| 開催場所: | 東京大学医科学研究所 1号館 2階 セミナー室 |
| 講師: | 鍔田 武志 |
| 所属: | 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 免疫疾患分野
医歯学総合研究科生命理工学系専攻 免疫学分野 教授 |
| 演題: | BCR共受容体と自己免疫 |
| 概要: | Bリンパ球抗原受容体シグナル伝達は種々の抑制性共受容体によって制御されることが明らかとなっている。CD72は細胞外領域にC型レクチン様ドメインを有する抑制性 BCR共受容体の1つで、もっぱらB細胞に発現する。CD72には多型が存在するが、CD72多型はMRL/lprマウスでの自己免疫疾患の発症に関わる。Faslpr変異はMRL/lpr マウスでの自己免疫疾患の発症に重要であるが、C57BL/6やC3Hバックグラウンドでは自己免疫疾患をおこさない。MRLのCD72アリルであるCD72cは、他のアリルに比べてBCR抑制機能が弱く、C57BL/6. CD72c /lprコンジェニックマウスではSLE様の自己免疫疾患を発症する。この結果から、CD72cがMRL/lprマウスでの自己免疫疾患発症に関わるMRLバックグラウンド遺伝子であり、CD72が自己免疫疾患発症を制御することが示唆される。一方、CD22も細胞外領域にレクチンドメインを持つもっぱらB細胞で発現する抑制性BCR共受容体である。CD22はBCR架橋の際にもっとも強くリン酸化される分子の1つで、CD72に比べて強くCa2+シグナルなどBCRシグナル伝達を制御し、さらに、TLRリガンドへの応答を増強する。しかしながら、CD72欠損マウスがSLE様自己免疫疾患を自然発症するのに比べ、CD22欠損マウスは顕著な自己免疫疾患を発症しない。レクチンドメインが認識するリガンドの違いにより、このような機能的差異が生じると考えられる。 |
| 世話人: | 清野 宏(炎症免疫学分野 教授)
○三宅 健介(感染遺伝学分野 教授) |
