東京大学医科学研究所

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共同研究

平成23年度共同研究拠点・成果報告会 所長挨拶

 本日はお忙しい中、お集まり頂き誠にありがとうございます。本日ここに、平成23年度成果報告会を開催するにあたり、ご出席の皆様そして本事業を支えて下さる皆様方に厚く御礼申し上げます。
 平成22年度より開始いたしました東京大学医科学研究所共同研究拠点事業は順調に進展し、今年度で丸2年を迎えます。本共同研究拠点は、医科学研究所の知的・人的集積の上に、研究水準の向上、医薬品・医療技術の研究・開発の推進、研究人材の育成と幅広い交流の促進を目指して、最新の研究基盤と技術を広く研究者に開放し、新たな融合的研究領域の創生を図ってまいりました。これまで公募にて「先端医療開発研究領域」、「疾患システム共同研究領域」、「感染症・免疫共同研究領域」の3領域について広い分野の共同研究課題を募り、多くの共同研究を実施しております。
 平成24年度につきましては、例年の課題公募、成果報告会に加え、国際シンポジウムの開催や他大学との連携、若手研究者の育成にも力を注ぎ、共同研究拠点事業の幅をより一層広げ、活性化して行きたいと考えております。
 本日は平成23年度に採択された課題の中から各領域を代表して4課題ずつ研究成果をご報告して頂くこととなりました。加えて、今回は特別講演として、革新的な癌治療のトピックを医科学研究所附属先端医療研究センター先端がん治療分野の稲生靖先生に紹介して頂きます。
 本日お集まり頂きました皆様方には、本事業の成果報告をお聞きいただき医科学研究所共同研究の幅の広さを実感して頂くと共に、活発なご議論を頂きたいと思います。本日は最後までご参加頂けます様お願い申し上げます。
 最後にこの報告会を基に共同研究の厚みと広がりが増し、共同研究のさらなるステップアップに繋がりますことを、心より願っております。どうぞ今後とも皆様のご指導、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
                        

東京大学医科学研究所
所長 清野 宏

平成23年度共同研究拠点・成果報告会


平成24年3月13日(火)、医科学研究所1号館講堂にて、平成23年度共同研究拠点・成果報告会を開催いたしました。今回は各研究領域にテーマを定め、各研究領域の採択課題からそれぞれ4人の研究者に発表いただきました。また、特別講演として先端医療研究センター先端がん治療分野の稲生靖先生に「がんのウイルス療法」について講演いただきました。各発表の後には、活発な質疑応答が行われ、本事業の今後の発展が期待されました。

○疾患システム共同研究領域
テーマ:自己免疫疾患研究

  

座長:岩倉 洋一郎先生             ①                     ②



 

         ③                    ④


① 岡本 一男 先生 (東京医科歯科大学)
 転写制御因子IκBζによる骨代謝と免疫システムの制御
② 原 博満 先生 (佐賀大学)
 炎症性疾患における骨髄系CBM複合体関連自然免疫活性化経路の役割の解析
③ 井田 弘明 先生 (久留米大学)
 遺伝性自己炎症疾患の細胞株を利用した炎症シグナル伝達の解析
④ 吉村 俊祐 先生 (長崎大学)
 Lrp4抗体陽性重症筋無力症の神経筋接合部病理

○先端医療研究開発共同研究領域
特別講演

稲生 靖 先生  (東京大学医科学研究所)
 がんのウイルス療法

テーマ:免疫学的アプローチによる先端医療開発

  

座長:古川 洋一先生               ①                     ②



 

         ③                    ④


① 高木 章乃夫 先生(岡山大学)
 肝移植後における制御性T細胞・キメリズムと病態
② 森尾 友宏 先生 (東京医科歯科大学)
 原発性免疫不全症に対する臍帯血ミニ移植後の混合キメリズム解析と免疫学的再構築
③ 醍醐 弥太郎 先生(滋賀医科大学)
 新規肺がんペプチドワクチン療法の臨床開発研究
④ 山田 健人 先生 (慶應義塾大学)
 移植片対宿主病に対する新規分子標的療法の開発研究

○感染症・免疫共同研究領域
テーマ:HIV および 感染実験動物としてのサル

  

座長:伊庭 英夫先生               ①                     ②



 

         ③                    ④


① 立川 愛 先生 (東京大学医科学研究所)
 HIV抗原を提示するHLA/ペプチド複合体特異的抗体の樹立
② 上野 貴将 先生 (熊本大学)
 HIV-1 Nefのウイルスレセプター発現抑制作用と病態との関連
③ 柳井 徳磨 先生 (岐阜大学)
 動物由来感染症のサル類を用いたヒトへの感染性評価
④ 日下部 健 先生 (山口大学)
 ヨザルAotus lemurimusの形態学的特性